2015/12/29

連続増配期間と配当成長の関係

いつもおせわになっているDavid Fish氏のCCCリストより。

横軸を連続増配期間、縦軸を過去10年配当成長として、連続増配企業をプロット。


もともとリストは生存者バイアスがかかっていますので傾向を探すことにあまり意味はないかもしれませんが、と断ったうえで、
・連続増配期間が20年を過ぎるとほとんどの企業は配当成長がよくても20%以下になる。
・連続増配期間が20年を過ぎても0に近い1桁増配から20%程度の2桁増配と広いゾーンに散らばっている。
・長期連続増配と高配当成長は両立される。(高配当成長を1桁後半以上とした場合)

プロットする前は何十年も連続増配を続けていくともっと配当成長は低くなる傾向にあるかと思っていました。
この確認はこれから何十年も配当成長投資を続けていくにあたりとてもありがたい結果であったと言えます。

このグラフをセクターごとに別の色でプロットできたりするとまた違った傾向も見えるかもしれませんね。
グーグルスプレッドシートはなかなか思い通りにいかないことがあって面倒ですが。

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3 件のコメント:

  1. はじめまして。
    はちどうきゅうどうと申します。
    いつも興味深く拝見させて頂いております。
    この二軸グラフ、非常に参考になります。ありがとうございます。
    年末年始の休みにゆっくりと眺めながら過ごしたいと思います。

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  2. はちどうきゅうどうさん、おはようございます。
    いつもブログを拝見させて頂いております。
    コンゴトモヨロシク。

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます。
      こちらこそよろしくお願いいたします

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