2014/10/23

Earnings and Dividends

特別な場合を除いて、会社は利益の中から配当金を支払う。
配当成長投資では配当成長は大事だが、それ以上に利益成長は大事になる。

ここに2つの会社を仮定する。First companyとSecond company、どちらも実在しない会社。
最近10年間のEPSとDPSをLog scaleでグラフ化する。

現在時点でどちらの会社もEPS=9.3,DPS=4.0,DGR=7.2,payout=43.0となっている。






違うのはearnings growth ratio(以下EGR)で、Firstは年率-3.0であり、Secondは年率12.0である。
最近10年間の傾向が続くと仮定すると早晩Firstは配当金を支払えなくなり、長期的な配当成長は見込めない。
一方SecondはDGRをEGRが上回って推移しており、配当成長に期待が持てそうである。
(もちろん最近10年間の傾向が今後も続くことは確定した未来ではない)

投資先を決めるときDGRとともにEGRにも注意を払っておきたい。
この前投資したMCDとWMTは全然見てなかったけど。

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